女性だけじゃない⁉「愛されたい症候群」男性心理
こんにちは。White-colorです。
みなさんは、「愛されたい症候群」をご存知ですか?
愛されたい症候群とは、自分が愛することよりも先に、自分が愛されることを強く望む状態のことです。
自分が愛されていると感じ取れないと不安で仕方ありません。
愛されたいと思うことは、誰にでもあると思いますが、「愛されたい症候群」の人は、その気持ちが大きくなりすぎている状態なのです。
特に男性はプライドがありますから、なかなか愛を表現できないものです。
「恋愛依存症」や「愛されたい症候群」は女性にフォーカスされがちですが、男性にも女性にも起こりうることなのです。
そこで今回は、男性にフォーカスした「愛されたい症候群」をお伝えしようと思います。
「愛されたい症候群」の特徴
「愛されたい症候群」の特徴を知ることで、相手の行動による
”本当の気持ち”
を理解することができるのではないでしょうか。
また、特徴が当てはまり、理解ができれば
「なんなの?」とイライラせずにすむかもしれません!
「愛されたい症候群」の人は、本当の自分を表現できないでいるのです。
表現できないというよりも、表現しない方を選んでいるのかもしれません。
「愛」は感じとることができるものだと思います。
相手を理解して、大きな気持ちで受け止めてあげましょう!
また、「愛されたい症候群」の特徴が、自分にも当てはまらないか、合わせてチェックしてみることをお勧めします。
傷付くことを恐れている
「愛されたい症候群」の人は、自分に自信がありません。
自分と周りを比べて「自分なんかダメだ…」と落ち込むことが多く、
「こんな自分は愛してもらえない…」と自分を愛せずにいます。
自己肯定感が低く、傷付くことを恐れているため、愛を素直に表現できずに、
拒否された時の自分の逃げ道を作ってしまうのです。
ですから、”思い切って告白”などというチャレンジや冒険はできません。
相手から愛されることで自分の価値をはかるようになってしまっているため、
”愛されている”という確実なものが必要なのです。
自分には自信がないため、相手からの愛で自分を認めてほしいと思ってしまいます。
求められたい気持ちが強い
自分からのまめな連絡など、行動を起こすようなことはしませんが、
相手から連絡が来た場合には必ず答えます。
求められたい気持ちが強いため、
「会いたい」「〇〇に一緒に行きたい」などの誘いや
「一緒にいたい」などの共に過ごすことを常に求められていたいと感じています。
本当は自分でも寂しいという気持ちがあるのですが、自分から言うことはできません。
相手にそうであってもらうことで、安心できるのです。
とても嫉妬深く独占欲がある
自分からの愛情は見せないものの、
「自分以外の異性をほめる」「相手が他の異性と過ごしていることを知る」
などがあると感情のままに怒ります。
相手になる側は、愛されているのか不安でもある状況の中でのことなので、
嫉妬し、態度に出し、責められることに理解ができません。
しかし、男性側はみじめな自分は表に出せないので、怒りをぶつけることで
相手に反省させようとするのです。
男性の場合
「行かないでほしい」「側にいてほしい」
などのすがるようなことは決して言えません。
自分からの愛情表現は、自分への愛を強制するようなものだと思っているので、
彼らにとってそれでは意味がないのです。
二人に別れが訪れたとしても、未練を持ち続け、忘れることができません。
また、相手も同じ気持ちだと思い込みます。
「いつか、連絡がくる」といつまでも連絡を待ち続けるのです。
相手の気持ちが分からない
自分に自信がないために、素直に言葉にすることができません。
好きだと表現しても、受け入れられなかった場合を恐れて口にできないのです。
絶対に受け止めてもらえるという場合でない限り、心を開くことができません。
愛情表現ができないため、怒りに任せて、ひどい言葉をぶつけてきます。
二人の関係のバランスが少しでも崩れると、
「自分は捨てられてしまうのではないか」
「愛してもらえないのではないか」
といったことで頭がいっぱいになり、不安や心配が増してしまうのです。
そうなると、自分を守ることに必死になるので、相手の気持ちを考える余裕もなく
「人を傷つける言葉や行動をとる」ことになってしまいます。
また、簡単に別れを切り出します。
自分が捨てられるくらいなら、先に自分から終わらせることを考え、
「自分を守ろう」とします。
自分を守ることだけで精一杯になってしまうので、どれほど相手を傷つけているかということを考えることができません。
別れを持ち出すことで、相手が自分にすがりつくようにさせようとするのです。
「愛されたい症候群」を克服するための努力
「愛されたい症候群」の人は、自分が相手を「愛する」ということにフォーカスしましょう。
愛される努力を怠らず、愛情表現が出来るようになることを努力するのです。
不安や心配は誰もが持つものです。
「自分ができること」「得意なこと」などに焦点を合わせ、自分を好きになる(自分を愛する)ことです。
自分に自信を持てる努力をし、ありのままを愛してもらえるようになりましょう。
また、見返りを求めることはやめ、与える愛にフォーカスすることが大切です。
「自分は、相手のためにしてあげたい」と思うことです。
「自分がやりたいからやっている」のだと思える行動をとりましょう。
「愛されたい症候群」の人にしてあげられること
傷付くことを言われたり、愛を表現されなければ
誰もがつらく、悲しいという思いになるものだと思います
本当は大好きなのに、「恐れがあるために(自分を守るために)表現できないでいる」と理解してあげることが必要です。
また、そのような相手のペースに合わせていては、振り回されて疲れてしまい、
愛を保つこともできなくなってきてしまいます。
愛は言葉で表現されなくとも伝わるものです。
「私の方が好きなの!」「私が一緒にいたいの!」という
強い気持ちを持って向き合ってみてはいかがでしょうか?
こちらの愛情表現こそが、相手に安心感を与えます。
その愛情こそが「愛されたい症候群」の人が望むものではないかと思います。
「自分は愛されている」と安心できればおさまってくるのではないでしょうか。
また、傷付くことを我慢しなくてはならないわけではありません!
本来なら、愛は平等にあるべきです。
お互いに「愛されたい」という気持ちはあると思いますので、
「私も同じく愛されたい」ということを理解してもらえるように少しずつ歩んでいきましょう。
こちらに愛情表現をしてくれた際にはぜひ、大げさにでも喜んであげてください。
「笑顔で接することもお忘れなく!」
笑顔で見つめてあげたら「愛されている」と安心できると思います。
おわりのひとこと
「愛されたい症候群」の特徴は、誰にでもあることだと思います。
少しのきっかけで、行き過ぎてしまうだけなのではないでしょうか?
また、相手の心も壊してしまうということを忘れてはいけません。
向き合うべきは、まずは自分なのだということを忘れずに、自分に正直であってほしいですね。
みなさんの毎日に、光が差しますように。
White-colorでした。